Search Consoleを使ったSEOリライトのやり方|改善すべき記事と検索クエリの見つけ方

Search Consoleを使うと、SEOリライトで改善すべき記事と検索クエリを見つけやすくなる。

ただし、Search Consoleの画面をなんとなく眺めるだけでは、リライトにはつながらない。クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位、検索クエリを見て、「この記事はなぜ伸びていないのか」「どこを直せば改善しそうか」まで考える必要がある。

自分は今、SEOコンサルとして副業をしている。毎月やっているのは、SEO戦略の提案、施策の優先順位づけ、Search ConsoleやGA4を使ったレポート作成、既存記事のリライト提案などだ。

その中でもSearch Consoleを使ったリライトは、かなり実務に近い。記事を書くだけではなく、数字を見て改善案を出すからだ。

この記事では、Search Consoleを使ってリライト対象の記事を見つける方法、検索クエリから改善ポイントを探す手順、リライト後の効果測定、SEO副業や月次レポートへのつなげ方までまとめる。

SEOリライトそのものの全体像は、先にSEOリライトのやり方でまとめている。今回はその実践編として、Search Consoleの見方に絞って解説する。

目次

Search ConsoleはSEOリライトに必須の無料ツール

Google Search Consoleは、Google検索で自分のサイトがどう見られているかを確認できる無料ツールだ。

SEOリライトでは、ほぼ必須と言っていい。

理由は、Search Consoleを見ると「検索結果に出ているけどクリックされていない記事」「順位があと少しで上がりそうな記事」「想定外の検索クエリで表示されている記事」が分かるからだ。

Google公式ヘルプでも、Search Consoleのパフォーマンスレポートではクリック数、表示回数、平均CTR、平均掲載順位を確認できると説明されている。つまり、SEOリライトに必要な基本データはSearch Consoleだけでもかなり拾える。

できること SEOリライトでの使い方
ページごとの検索流入を見る 改善すべき記事を選ぶ
検索クエリを見る 読者が実際に検索した言葉を知る
表示回数を見る 検索需要があるテーマか判断する
CTRを見る タイトルやディスクリプションの弱さを見つける
平均掲載順位を見る 順位改善の余地がある記事を探す

ここで大事なのは、Search Consoleを「アクセス解析ツール」として見るのではなく、「リライトのヒントを探すツール」として見ることだ。

アクセスが増えた、減ったで終わらせない。なぜ増えたのか、なぜクリックされないのか、どのクエリを拾えているのかまで見る。

この見方ができると、SEOライティングから一歩進んで、SEO改善の提案ができるようになる。

SEOリライトでまず見るべきSearch Consoleの指標

SEOリライトで見るべきSearch Consoleの指標は、まず5つでいい。

Search Consoleで見る5つの指標。表示回数、クリック数、CTR、平均順位、検索クエリを見て改善方針を決める
Search Consoleでは、表示回数・CTR・順位・クエリをセットで見ると改善方針を決めやすい。
指標 意味 リライトで見るポイント
表示回数 検索結果に表示された回数 検索需要があるか
クリック数 検索結果からクリックされた回数 実際に流入が取れているか
CTR 表示回数に対するクリック率 タイトルや訴求が弱くないか
平均掲載順位 検索結果での平均順位 上位化の余地があるか
検索クエリ ユーザーが検索した語句 追記すべきテーマがないか

順番に見ていく。

表示回数

表示回数は、検索結果に自分の記事が表示された回数だ。

表示回数が多い記事は、検索需要のあるキーワードでGoogleに認識されている可能性がある。つまり、リライトの優先度が高くなりやすい。

ただし、表示回数が多いだけでは良い状態とは言えない。

表示されているのにクリックされていないなら、タイトルが弱い可能性がある。表示されているクエリが記事のテーマとズレているなら、検索意図を拾い切れていない可能性もある。

表示回数は「需要があるか」を見る指標だ。改善すれば伸びる余地があるかを判断する材料になる。

クリック数

クリック数は、検索結果から実際に記事へ流入した回数だ。

クリック数が多い記事は、すでに検索流入を取れている。大きく崩すより、情報更新や内部リンク追加など、守りながら伸ばすリライトが向いている。

逆に、クリック数が少ない記事でも、表示回数が多ければ改善余地がある。

たとえば、表示回数が1,000あるのにクリック数が10しかないなら、CTRは1%だ。順位や検索結果の見え方にもよるが、タイトルやディスクリプションを見直す候補になる。

CTR

CTRはクリック率のことだ。Google公式ヘルプでは、CTRはクリック数を表示回数で割って計算されると説明されている。

SEOリライトでは、CTRが低い記事はかなり重要になる。

なぜなら、検索結果には出ているのにクリックされていない状態だからだ。つまり、記事の内容以前に、検索結果上の見え方で負けている可能性がある。

状態 考えられる原因 改善案
順位は高いがCTRが低い タイトルの訴求が弱い KWと読むメリットを入れる
表示回数は多いがCTRが低い 検索意図とタイトルがズレている 検索クエリに合わせてタイトルを調整する
CTRが下がっている 競合タイトルが強くなった 検索結果を見て訴求軸を変える

クリック率改善SEOを狙うなら、まずはCTRが低いページを探すといい。

平均掲載順位

平均掲載順位は、検索結果で自分の記事がどのあたりに表示されているかを示す指標だ。

Google公式ヘルプでは、平均掲載順位は検索結果で見られた最上位の位置を平均したものと説明されている。ただし、検索結果の形式やパーソナライズなどでブレるので、1日単位で細かく見すぎないほうがいい。

リライトで狙いやすいのは、平均掲載順位が11位〜30位あたりの記事だ。

特に11位〜20位の記事は、あと少しで1ページ目に入る可能性がある。すでにGoogleにある程度認識されているので、検索意図に足りない情報を足せば順位改善を狙えることがある。

逆に、平均掲載順位が80位や90位の記事は、リライトだけで一気に上げるのが難しいこともある。その場合は、キーワード選定、記事テーマ、サイト全体の評価から見直したほうがいい。

検索クエリ

検索クエリは、ユーザーが実際に検索した語句だ。

Search Consoleリライトで一番おいしいのは、この検索クエリを見ることだと思っている。

なぜなら、検索クエリには読者の本音が出るからだ。

たとえば「SEO リライト」で記事を書いたのに、Search Consoleで「Search Console リライト」「検索クエリ 分析」「クリック率 改善 SEO」でも表示されているとする。

この場合、読者は単にSEOリライトの意味を知りたいだけではない。Search Consoleでどこを見ればいいのか、検索クエリから何を判断すればいいのか、CTR改善にどうつなげるのかまで知りたい可能性がある。

つまり、検索クエリはリライトの追加見出し候補になる。

Search Consoleでリライト対象の記事を見つける方法

Search Consoleでリライト対象の記事を探すときは、まず「検索パフォーマンス」から見る。

  1. Search Consoleを開く
  2. 左メニューの「検索パフォーマンス」を開く
  3. 「検索結果」を見る
  4. クリック数、表示回数、平均CTR、平均掲載順位をオンにする
  5. 「ページ」タブで記事ごとの状態を見る

ここで見るべき記事は、主に4パターンだ。

Search Consoleでリライト対象記事を見つける図。表示回数は多いがクリックが少ない、11〜30位、想定外クエリ、順位下落の記事を選ぶ
順位が低い順ではなく、伸びしろがある記事からリライトする。

表示回数はあるのにクリックされていない記事

まず見るべきは、表示回数はあるのにクリックされていない記事だ。

これは、検索結果には出ているが、選ばれていない状態になる。

状態 主な原因 改善する場所
表示回数が多い 検索需要はある 狙う価値あり
CTRが低い 検索結果で選ばれていない タイトル、ディスクリプション
順位はそこそこ 上位化よりクリック改善が先 訴求軸、具体性、ベネフィット

このタイプは、本文を大きく変える前にタイトルを見直す価値がある。

たとえば「Search Consoleの使い方」よりも、「Search Consoleを使ったSEOリライトのやり方|改善すべき記事と検索クエリの見つけ方」のほうが、リライト目的の読者には刺さりやすい。

11位〜30位にいる記事

次に見るのは、平均掲載順位が11位〜30位の記事だ。

このあたりの記事は、検索結果の2〜3ページ目付近にいる。つまり、Googleにまったく評価されていないわけではないが、上位表示にはあと少し足りていない状態だ。

このタイプは、検索意図とのズレや情報不足を直すリライトが向いている。

  • 上位記事にあって自分の記事にない見出しはないか
  • 検索クエリに対する答えが本文にあるか
  • 導入で読者の悩みに答えているか
  • 表や手順で分かりやすく整理できないか
  • 内部リンクで関連情報へつなげられないか

11位〜30位の記事は、SEO改善記事として提案しやすい。クライアントワークでも「このページは平均掲載順位が15位前後なので、上位記事との差分を埋めて1ページ目入りを狙います」と言える。

想定外の検索クエリで表示されている記事

Search Consoleを見ていると、想定していなかった検索クエリで表示されていることがある。

これはかなり大事だ。

たとえば、SEOライティングの記事が「SEOライター 副業」でも表示されているなら、読者は書き方だけでなく副業化にも興味がある可能性がある。

この場合、記事内に副業への導線を入れるか、別記事への内部リンクを追加する。

このサイトなら、SEOライティングからSEOリライトへつなぎ、さらにSearch Console分析、SEOレポート、SEO副業へ流す導線が作れる。

検索クエリは、読者が次に知りたいことを教えてくれる。ここを見落とすともったいない。

掲載順位が下がっている記事

掲載順位が下がっている記事も、リライト候補になる。

ただし、順位が少し動いたくらいで慌てて直す必要はない。検索順位は日々変動する。

見るべきは、数週間から数カ月単位で下がっているかどうかだ。

  1. 過去3カ月と直近3カ月を比較する
  2. 下がったページを見る
  3. どの検索クエリで下がったか確認する
  4. 今の検索結果で上位記事を確認する
  5. 情報鮮度、検索意図、競合の強化をチェックする

順位が下がった原因は、本文だけとは限らない。検索意図が変わった、競合が強くなった、Googleアップデートの影響を受けた、記事情報が古くなったなど、いくつかの可能性がある。

だから、Search Consoleだけで判断し切らず、必ず実際の検索結果も見る。

検索クエリから改善ポイントを見つける方法

Search Consoleリライトでは、ページ単位で記事を選んだあと、検索クエリを見て改善ポイントを探す。

ここが一番実務っぽいところだ。

やり方はシンプルで、対象ページを絞り込んでから「クエリ」タブを見る。

  1. 検索パフォーマンスを開く
  2. 「ページ」タブから対象記事をクリックする
  3. その状態で「クエリ」タブに戻る
  4. 表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位を見る
  5. 改善に使えそうなクエリを拾う

検索クエリは、ただ眺めるのではなく、改善先ごとに分けると使いやすい。

検索クエリを改善案に変える図。検索クエリをタイトル改善、見出し追加、CTR改善の追記に落とし込む
検索クエリはそのまま詰め込むのではなく、読者の検索意図として本文に反映する。

タイトルに入れるべきキーワードを探す

表示回数が多いのにCTRが低いクエリは、タイトル改善の候補になる。

たとえば、記事が「SEOリライトのやり方」で表示されていて、検索クエリに「Search Console リライト」が多いとする。

この場合、タイトルに「Search Console」を入れたほうがクリックされやすくなる可能性がある。

検索クエリ 読み取れる意図 タイトル改善例
Search Console リライト GSCを使ったリライト方法を知りたい Search Consoleを使ったSEOリライトのやり方
検索順位 上がらない 順位改善の原因と対策を知りたい 検索順位が上がらない記事をSearch Consoleで改善する方法
クリック率 改善 SEO CTRを上げたい CTRが低い記事をSearch Consoleで見つけて改善する方法

ただし、タイトルにクエリを詰め込みすぎるのはNGだ。主軸のキーワードと、読者のメリットが伝わる形にする。

見出しに追加すべきテーマを探す

検索クエリは、見出し追加にも使える。

たとえば、対象記事の検索クエリに「Search Console 検索クエリ」「検索クエリ 分析」が出ているのに、本文で検索クエリの見方をほとんど説明していないなら、見出しを追加したほうがいい。

見出し追加の考え方は、以下のような感じだ。

検索クエリ 追加できる見出し
Search Console 検索クエリ Search Consoleで検索クエリを見る方法
検索クエリ 分析 検索クエリから改善ポイントを見つける方法
SEO 改善 記事 SEO改善すべき記事の選び方
クリック率 改善 SEO CTRが低い記事のタイトル改善方法

大事なのは、検索クエリをそのまま全部見出しにすることではない。

読者が知りたいことを整理して、自然な見出しに変換することだ。

読者の検索意図とのズレを見つける

検索クエリを見ると、記事の検索意図がズレていることに気づくことがある。

たとえば「Search Console 使い方」で表示されている記事に、SEOリライトの話ばかり書いているとする。この場合、検索ユーザーは基本操作を知りたいのに、記事は実務改善の話をしている可能性がある。

逆に「Search Console リライト」で表示されているのに、記事が基本操作だけで終わっているなら、リライト実務の話が足りない。

このズレを見つけるのが、検索クエリ分析の大きな価値だ。

クエリの傾向 読者の意図 対応
使い方、見方 基本操作を知りたい 画面の見方、手順を丁寧に説明する
リライト、改善 記事を直したい 対象記事の選び方、改善例を入れる
クエリ分析 検索語句から施策を考えたい クエリ別の判断基準を入れる
副業、案件 仕事にしたい 提案、レポート、継続案件への話を入れる

SEO記事は、検索意図からズレると読まれにくい。検索クエリを見れば、読者がどの方向に答えを求めているかが見えてくる。

追記すべき内容を決める

検索クエリを見たら、追記すべき内容を決める。

ここでは、クエリを3つに分けると考えやすい。

クエリの種類 対応方針
主軸に近いクエリ 本文や見出しに反映する Search Console リライト
補足テーマのクエリ 小見出しやFAQで拾う クリック率 改善 SEO
別記事にしたほうがいいクエリ 内部リンクでつなぐ SEOレポート 作り方

全部を1記事に詰め込む必要はない。

むしろ、別記事に分けたほうがいいテーマまで無理に入れると、記事の軸がブレる。

今回の記事なら「SEOレポート 作り方」はかなり近いテーマだが、別記事で詳しく書いたほうがいい。この記事では、Search ConsoleリライトからSEOレポートにつなげる導線として扱うのが自然だ。

Search Consoleを使ったSEOリライトの手順

ここからは、実際の手順に落とす。

Search Consoleを使ったSEOリライトは、次の5ステップで進めるといい。

手順 やること 目的
1 対象記事を選ぶ 改善余地のある記事を見つける
2 検索クエリを確認する 読者のニーズを拾う
3 上位記事と比較する 足りない情報を見つける
4 タイトル・見出し・本文を改善する 検索意図に合わせて直す
5 リライト後の変化を記録する 効果測定と次の提案につなげる

対象記事を選ぶ

まずは対象記事を選ぶ。

いきなり本文を書き換えない。Search Consoleでページ単位のデータを見て、改善余地がある記事を選ぶ。

優先するのは、表示回数がある記事、11位〜30位にいる記事、CTRが低い記事、順位が下がっている記事だ。

この時点で「なぜその記事を直すのか」をメモしておく。

たとえば、こんな形だ。

対象記事 現状 リライト理由
SEOリライト記事 平均順位15位、表示回数あり 1ページ目入りを狙える可能性がある
SEOライティング記事 CTRが低い タイトル訴求を改善する余地がある
SEO勉強法記事 想定外のクエリで表示 内部リンクか別記事化を検討する

検索クエリを確認する

対象記事を選んだら、その記事の検索クエリを見る。

ここで見るのは、表示回数が多いクエリ、順位が惜しいクエリ、CTRが低いクエリだ。

検索クエリを見れば、読者がどんな言葉で検索して、その記事に出会っているかが分かる。

これは、記事構成を考えるときの材料になる。

もし「Search Console 検索クエリ」というクエリが多いなら、検索クエリの見方を説明する。もし「検索順位 上がらない」が多いなら、順位が上がらない原因と改善例を入れる。

検索クエリは、リライトの指示書みたいなものだ。

上位記事と比較する

次に、狙う検索クエリで実際に検索する。

Search Consoleだけ見て終わらせない。今の検索結果で、上位記事が何を書いているかを見る。

上位記事には、読者が求めている情報が反映されている可能性が高い。

  • 共通して入っている見出しは何か
  • 説明が詳しい部分はどこか
  • 表や図で分かりやすくしているか
  • 自分の記事に足りない情報は何か
  • 逆に、自分の記事にしか書けない経験は何か

上位記事をそのまま真似するのは弱い。

共通要素を押さえたうえで、自分の記事では現場の判断基準や実体験を足す。ここで差がつく。

タイトル・見出し・本文を改善する

改善箇所は、検索クエリと課題によって変える。

課題 改善箇所 改善例
CTRが低い タイトル、ディスクリプション クエリと読むメリットを入れる
順位が11〜30位 見出し、本文 検索意図に足りない情報を追記する
想定外クエリで表示 内部リンク、別記事化 関連テーマへ自然に誘導する
順位が下がった 情報鮮度、競合差分 古い情報を更新し、上位記事との差分を埋める

リライトは「とりあえず本文を増やす」ではない。

CTRが低いならタイトル。検索意図が足りないなら見出しと本文。導線が弱いなら内部リンク。こうやって、課題に合わせて直す場所を変える。

リライト後の変化を記録する

リライトしたら、必ず記録する。

最低限、以下は残しておきたい。

  • リライトした日付
  • 変更したタイトル
  • 追加した見出し
  • 追記した内容
  • リライト前の表示回数、CTR、平均掲載順位
  • リライト後に見る予定日

Google公式ドキュメントでは、ページを追加・変更した場合にURL検査ツールから再クロールを依頼できると説明されている。ただし、クロールには数日から数週間かかることがあり、リクエストしてもすぐに検索結果へ反映されるとは限らない。

だから、リライト直後に順位が動かなくても焦らなくていい。

まずは2〜4週間後、次に1〜3カ月後くらいで変化を見る。SEOは即日で答えが出る施策ではない。

SEOリライトでやってはいけないこと

Search Consoleを使ったSEOリライトでは、やってはいけないこともある。

順位が低い記事から適当に直す

リライト初心者がやりがちなのが、順位が低い記事から順番に直すことだ。

気持ちは分かる。ただ、平均順位が80位や90位の記事は、リライトだけで上位化するのが難しい場合もある。

優先すべきは、表示回数がある記事、CTRが低い記事、11位〜30位の記事だ。

リライトは、伸びしろがある記事から着手する。

キーワードを無理に詰め込む

Search Consoleで見つけた検索クエリを、全部本文に入れようとするのもNGだ。

検索クエリはヒントであって、詰め込み用の単語リストではない。

不自然にキーワードを入れると、読みにくくなる。読者にも刺さらないし、記事のテーマもブレる。

検索クエリを見たら、「この言葉を入れる」ではなく「この言葉で検索した人は何を知りたいのか」を考える。

タイトルだけ変えて終わる

CTR改善なら、タイトル変更はかなり大事だ。

ただし、タイトルだけ変えて本文が追いついていないと、読者の期待を裏切る。

たとえばタイトルに「Search Consoleを使ったリライト手順」と入れるなら、本文でもSearch Consoleの見方、対象記事の選び方、検索クエリの使い方まで説明する必要がある。

タイトルは入口。本文は中身。両方そろって初めてリライトになる。

リライト直後にすぐ判断する

リライト後、数日で順位が上がらないから失敗と判断するのは早い。

検索順位はすぐに反映されないことがある。クロール、インデックス、再評価には時間がかかる。

まずは変更内容を記録し、2〜4週間後、1〜3カ月後にSearch Consoleで比較する。

SEOリライトは、短距離走ではなく検証のサイクルだ。

SEO副業でSearch Consoleリライトを案件化するには

Search Consoleを使ったリライトは、SEO副業にかなりつなげやすい。

理由は、作業内容がクライアントに説明しやすいからだ。

「記事を書きます」だけだと、成果とのつながりが見えにくい。でも「Search Consoleを見て、改善すべき記事と検索クエリを洗い出し、リライト案を出します」なら、かなり実務感が出る。

記事改善提案として出せる

Search Consoleリライトは、記事改善提案として出しやすい。

たとえば、こんな提案ができる。

現状 課題 提案
表示回数は多いがCTRが低い 検索結果で選ばれていない タイトルとディスクリプションを改善する
平均順位が15位前後 上位記事より情報が足りない 見出し追加と本文追記を行う
想定外クエリで表示 記事の検索意図が広がっている 内部リンク追加か別記事化を検討する

この形にすると、ただの作業者ではなく、改善案を出せる人に見える。

月次レポートに組み込める

Search Consoleリライトは、月次レポートにも入れやすい。

自分がSEOコンサルとして副業で見るなら、月次レポートに「今月のリライト候補」を入れる。

  • 表示回数が増えている記事
  • CTRが低い記事
  • 11位〜30位にいる記事
  • 順位が下がった記事
  • CVに近いクエリで表示されている記事

ここまで出せると、レポートが単なる数字の報告ではなくなる。

「今月はこうでした」ではなく、「だから来月はこの記事を直しましょう」と言える。これが大事だ。

SEOを勉強中の人は、SEOの勉強法でも書いた通り、読むだけで終わらせずに、Search Consoleで数字を見て改善するところまでやったほうがいい。

継続案件につなげやすい

SEOリライトは、継続案件につながりやすい。

なぜなら、1回直して終わりではないからだ。

対象記事を選ぶ。リライトする。Search Consoleで変化を見る。次の改善案を出す。このサイクルがある。

Webライター未経験から始める場合でも、最初は記事作成からでいい。そこからSEOライティング、SEOリライト、Search Console分析へ広げると、案件の幅がかなり変わる。

流れとしては、こんな感じだ。

Search ConsoleリライトをSEO副業に案件化する流れ。記事作成、SEOライティング、SEOリライト、Search Console分析、SEOレポート、SEO副業月額案件へ広げる
Search Consoleリライトまでできると、記事作成から改善提案・月次支援へ広げやすい。
段階 できること 案件への広げ方
Webライター 記事を書く Webライター未経験向け記事から始める
SEOライティング 検索意図に合わせて書く SEOライティング案件へ広げる
SEOリライト 既存記事を改善する SEOリライト提案を出す
Search Console分析 数字から改善案を出す 月次レポートや施策提案にする
SEO副業 継続支援する SEO副業や月額案件につなげる

SEO副業で強いのは、文章を書けるだけの人ではなく、数字を見て改善できる人だ。

Search Consoleリライトは、その入口としてかなり使いやすい。

まとめ:Search Consoleを見れば、感覚ではなく根拠のあるリライトができる

Search Consoleを使うと、感覚ではなく根拠を持ってSEOリライトができる。

見るべき指標は、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位、検索クエリだ。

表示回数はあるのにクリックされていない記事は、タイトルやディスクリプションを見直す。11位〜30位の記事は、上位記事との差分や検索意図の不足を補う。想定外の検索クエリで表示されている記事は、追記や内部リンク、別記事化を考える。順位が下がった記事は、検索結果の変化や情報鮮度を確認する。

大事なのは、Search Consoleの数字を見て終わらせないことだ。

数字を見る。原因を考える。改善案に落とす。リライトする。変化を記録する。この流れを回せるようになると、SEOライティングからSEO改善、SEOレポート、SEO副業までつながっていく。

まずは自分の記事でいい。Search Consoleを開いて、表示回数があるのにクリックされていない記事を1本探す。そこから検索クエリを見て、タイトルか見出しを1つ直してみる。

この小さな改善を積み重ねると、SEOはかなり実務に近づいてくる。

Search Consoleリライトについてよくある質問

Search Consoleでリライト対象の記事はどう見つける?

検索パフォーマンスの「ページ」タブを見て、表示回数はあるのにCTRが低い記事、平均掲載順位が11位〜30位の記事、順位が下がっている記事を探す。そこから対象ページを選び、クエリタブで検索語句を確認すると改善ポイントを見つけやすい。

Search Consoleの検索クエリはリライトにどう使う?

検索クエリは、読者が実際に検索した言葉だ。表示回数が多いクエリはタイトルや見出しに反映し、順位が惜しいクエリは本文追記の候補にする。記事テーマから外れるクエリは、無理に詰め込まず別記事化や内部リンクで対応する。

CTRが低い記事は何を直せばいい?

まずはタイトルとディスクリプションを見る。検索クエリに対して、何が分かる記事なのか、読むメリットは何かが伝わっているか確認する。ただし、タイトルだけ変えて本文が合っていないと読者の期待を外すので、本文も合わせて見直す。

リライト後はいつ効果を見るべき?

タイトル変更なら2〜4週間後、本文や構成を大きく変えた場合は1〜3カ月後を目安に見るといい。検索順位はすぐに反映されないことがあるので、リライト直後の数日だけで判断しないほうがいい。

Search ConsoleリライトはSEO副業に使える?

使える。Search Consoleで改善すべき記事と検索クエリを見つけ、リライト提案や月次レポートに落とせると、記事作成だけでなくSEO改善支援として提案しやすくなる。SEO副業で継続案件を狙うなら、かなり相性がいい。

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この記事を書いた人

Daichi.Mのアバター Daichi.M SEOコンサルタント / Webマーケター

SEO・WEBマーケティング・AI活用を中心に、ひとりで稼ぐ仕組みづくりを実践中。

本業ではSEOコンサルティングや広告運用に携わりながら、個人でもWebサイト運営や収益化に挑戦しています。

このサイト「SOLO SHIFT」では、在宅副業、SEO副業、広告運用副業、AI活用、ブログ運営、ひとり法人化など、会社に依存しない収入を作るための実践的な情報を発信しています。

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